冬キャンプの必需品5選! 万全の寒さ対策でアウトドアを楽しもう

冬キャンプの必需品5選! 万全の寒さ対策でアウトドアを楽しもう

キャンプは年間を通して楽しめますが、人気のシーズンといえば春から秋をイメージする方が多いかもしれません。しかし近年は、冬でもキャンプをする人が増えています。 冬のキャンプは「オフシーズンなのでキャンプ場の予約が取りやすい」「虫対策をする必要がない」などのメリットがあります。ただしその反面、雪や風、寒さへの十分な対策が必要です。冬キャンプの必需品や服装、注意点を押さえ、万全の準備で安全に楽しみましょう。
  • 公開日:2023.12.05

冬キャンプの魅力

冬の星空を眺める人
冬キャンプの魅力には、「夏に比べて混雑しない」「虫が少ない」「美しい星空や雪景色を見られる」などがあります。冬はキャンプのオフシーズンにあたるので、キャンプ場などが空いていることが多くゆったりと過ごせます。キャンプ場によっては料金を安く設定しているところもあるようです。
また冬は蚊やハチなどの虫が少ないため、虫刺されの心配もほぼなく快適に過ごせます。さらに冬は空気が澄んでいることから、星がはっきりときれいに見えるのも特徴。「冬のダイヤモンド」や「冬の大三角」が観賞できます。雪が降る地域のキャンプ地であれば、真っ白な雪を照らす日の出や夕焼けの絶景も眺められるでしょう。

冬キャンプの必需品5選

魅力の多い冬キャンプですが、寒さが厳しい時期のアウトドアであるため、持ち物の用意は万全にしましょう。冬キャンプの必需品を5つ紹介します。

1. 冬の冷たい風をしのげる「冬用テント」

冬用のテント
まず必要なのは、冬の冷たい風をしのぐためのテント。隙間風が入らないように密閉できるフルクローズタイプが良いでしょう。インナーテントにフライシートが付いたダブルウォールタイプは、寒さを防げる他、結露もできにくいのでおすすめです。

2. 全身を包み込む「シュラフ」

芝生に置かれたシュラフ
シュラフとは寝袋のこと。季節や用途に応じてさまざまなタイプがあります。朝晩が冷え込む冬は、頭まですっぽり包み込む「マミータイプ」がおすすめです。中に毛布やブランケットなどを入れると、より暖かく過ごせます。

3. テント内の底冷え対策「マット」

マットを敷いたテント内
冬は地面が冷たいので、テント内に敷くマットも必要。底冷えすると快適に眠れないことがあります。そのため冬キャンプでは、断熱性の高い厚めのマットを準備しておくと安心です。

4. 厳しい寒さを防ぐ「防寒着」

冬キャンプで防寒する女性
防寒着の用意も必須です。いつもより厚めの靴下や肌着を準備しておきましょう。汗や雪で濡れたときのために、着替えを準備するのも忘れずに。

5. 安全で温かい「湯たんぽ・カイロ」

冬キャンプでカイロを使う人
湯たんぽやカイロなどの持ち運びしやすい保温グッズも欠かせません。火を使わないので、子どもと一緒のキャンプでも安全に使用できます。消費電力を気にすることなく使用できるのも嬉しいポイント。
湯たんぽはストーブで温められる直火対応のものが便利です。あらかじめカバーなどを付け、低温やけどの対策もしっかりと行いましょう。

冬キャンプの基本の服装

冬キャンプの服装はレイヤリング(重ね着)が基本。下着にあたるベースレイヤー、中間着のミドルレイヤー、上着にあたるアウトレイヤーの順で重ねます。それぞれのポイントを見ていきましょう。

【ベースレイヤー】吸湿速乾性・保湿性のある肌着

グレーの肌着
ベースレイヤーは汗による冷えや蒸れを防ぐために必要です。吸湿速乾性に優れ、かつ保温効果のある肌着を選びましょう。

【ミドルレイヤー】保温性・通気性に優れたフリース

ベージュのフリース
ミドルレイヤーは体を保温するために必要です。保温性が高く通気性にも優れたものが適しています。ミドルレイヤーにおすすめなのは、フリース素材のもの。アウトドア用のフリースウェアには、保温性や吸湿速乾性、ストレッチ性を備えたものが多くあります。

【アウトレイヤー】防水・防風性に優れたアウター

カーキのアウターを着た男性
雨風や雪から体を守る必要があるため、アウトレイヤーには防水性や防風性があるもの、撥水加工が施されたものがおすすめです。最近は、色や柄などがおしゃれなファッション性の高いものも販売されています。
キャンプで焚き火をする場合は、燃えやすいポリエステルや化繊素材は避けましょう。

【小物】体温調節に便利なニット帽やマフラー

床に置かれた冬の小物
頭や首元、足元などの肌の露出を極力抑えるために、防寒小物を組み合わせるのがおすすめです。ニット帽やマフラー、レギンス、厚手の靴下などで防寒を徹底しましょう。

冬キャンプの注意点

冬キャンプで使用する薪ストーブ
冬キャンプは夏と違い、低体温症や一酸化炭素中毒、テント凍結などの危険性があります。冬キャンプで特に注意したい点を紹介します。

低体温症にならないよう装備を万全にする

準備不足で冬キャンプに出かけると、低体温症になる危険性があります。寒さで体温が低下すると、体内のメカニズムが崩れてしまいます。軽度ならめまいや頭痛などの症状で済む場合もありますが、進行すると凍死にいたる可能性も。保温性、防風性を意識した服装を心がけ、テントやシュラフなども冬用のものを準備して挑みましょう。

ストーブを使用する場合は一酸化炭素中毒対策を行う

一酸化炭素を吸い込むと、耳鳴り・頭痛・吐き気などの症状が引き起こされる一酸化炭素中毒になる可能性があります。テント内などの狭い空間でストーブを使用すると、酸素不足により不完全燃焼が起こり、一酸化炭素発生につながる場合があるので注意しましょう。
基本的にテントの中でのストーブの使用は禁止されていますが、なかには薪ストーブなどの使用を想定したテントもあります。そのようなテント内でストーブを使用する場合も、必ず換気を心がけましょう。また、一酸化炭素警報器を併用するのも有効です。

テントの凍結や破損防止対策を行う

雪が降る中でのキャンプでは、就寝中にテントの外が雪や氷で覆われることも珍しくありません。テントが凍結してしまうと、テントの機能性が下がり、安全が確保できなくなるおそれがあります。
凍結による破損を防ぐために、事前に防水スプレーを使ってテントの表面を保護しておきましょう。また、テント上に積もった雪でテントが倒壊しないよう、定期的に雪を落とすことも忘れずに。

冬キャンプの必需品はプレミアム・アウトレットで揃えよう

プレミアム・アウトレットには、冬キャンプに役立つアイテムやアウトドア向けの防寒着を扱うブランドがあります。機能性はもちろん、ファッション性・デザイン性も高いアウトドアグッズで冬キャンプを楽しみましょう。

家族でキャンプを楽しむなら「Logos(ロゴス)」

アウトドアグッズを数多く展開するブランド。ファミリー向けアイテムも取り揃えているので、家族でキャンプを楽しみたい方におすすめ。キャンプ用品はもちろん、おしゃれなキャンプウェアも揃います。

豊富なアイテムラインナップ「Coleman(コールマン)」

アメリカ生まれのアウトドアブランド。アウトドア初心者からベテランまで幅広く支持されています。アイテムのデザイン性の高さも魅力です。

おしゃれなキャンプウェアが見つかる「The North Face(ザ・ノース・フェイス)」

タウンユースもできるおしゃれなウェアが人気のブランド。世界初の最低温度規格を明示したシュラフも有名です。

必需品をチェックして冬キャンプを安全に楽しもう

冬キャンプの焚火
冬キャンプでは、寒さ対策がとにかく重要。冬用のテントやシュラフ、マットといった必需品を揃える必要があります。また服装はレイヤリングで防寒・保温を意識し、快適に過ごせるよう対策しましょう。機能性はもちろん、気分も上がるアイテムを揃えて、冬キャンプを楽しんでくださいね。
アウトドアの達人直伝のおすすめアイテムは、こちらの記事をチェック!
登山が好きな方は、こちらの記事も参考に。
ご紹介店舗 出店施設

■Logos:りんくう神戸三田あみ
■Coleman:御殿場りんくう佐野鳥栖土岐酒々井
■The North Face:御殿場りんくう鳥栖神戸三田酒々井
※出店施設は記事公開日時点での情報です。最新情報は各施設の公式Webサイトをご確認ください。
※店舗により取扱商品が異なります。記事内で紹介された商品の取り扱いがない場合もございますので、予めご了承ください。
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