【自宅で簡単ケア】靴のお手入れ方法!長持ちさせるポイントや保管方法も伝授
お気に入りの靴はできる限り長く、きれいに愛用したいもの。日頃からお手入れしておくことは、靴の状態を保ち、劣化を軽減して長持ちさせることにつながります。靴にはさまざまな素材があるため、素材に合わせたお手入れを意識しましょう。自宅で簡単にできる革靴・スニーカー・パンプスのお手入れ方法や、長持ちさせるためのポイントなどを紹介します。
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公開日:2023.11.06
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目次
お気に入りの靴を長く愛用するためには「お手入れ」が重要
靴は使用頻度が高いアイテムです。使っていくうちに汚れや汗・皮脂の染み込み、表面の乾燥、ゆがみの発生により、徐々に状態が劣化していきます。この劣化のスピードを遅らせ、靴をきれいを保つためにもお手入れが必要です。また、お手入れすることで靴への愛着がより一層増して丁寧に使用するようになるので、長持ちしやすくなるでしょう。
<靴をお手入れする頻度の目安>
・革靴:1ヵ月に1回(毎日履く場合は、10回履いたら1回お手入れする。)
・パンプス:1ヵ月に1回
・スニーカー:3ヵ月に1回
・革靴:1ヵ月に1回(毎日履く場合は、10回履いたら1回お手入れする。)
・パンプス:1ヵ月に1回
・スニーカー:3ヵ月に1回
靴のお手入れ方法①革靴
靴の種類別に基本のお手入れ方法を解説します。靴の素材にはさまざまな種類があるので、素材に合ったお手入れを行いましょう。まずはビジネスからプライベートまで、さまざまなシーンで履く機会が多い革靴のお手入れ方法を紹介します。
必要な道具
・靴用ブラシ(馬毛など)
・革靴用クリーナー
・革靴用クリーム
・クロス
・革靴用クリーナー
・革靴用クリーム
・クロス
お手入れの手順
1. 靴用ブラシでシワの方向に向かって、丁寧に靴全体の砂やほこりを落とす。
2. 革靴用クリーナーをクロスに付け、細かい汚れを拭き取る。
2. 革靴用クリーナーをクロスに付け、細かい汚れを拭き取る。
3. 革靴用クリームをクロスやブラシに付け、ムラにならないように手早く塗り広げる。
4. 靴用ブラシでブラッシングし、クリームをなじませる。
4. 靴用ブラシでブラッシングし、クリームをなじませる。
5. クロスで余分な油分を拭き取る。
革靴は使用しているうちに革が乾燥するため、汚れを落とすとともに革に油分をプラスして状態を整えます。クリームには補色の役割もあるので、同系色もしくは少し薄い色を選びましょう。
また革靴はデリケートなので、素材に合わせた専用のアイテムを使いながらお手入れすることが大切です。革の種類によっては、専用のアイテムでも相性が良くない場合があります。目立たないところに少量付け、変色が起こらないかチェックしてからお手入れに使用しましょう。
靴のお手入れ方法②パンプス
パンプスには合皮、スエード、エナメルなどさまざまな素材があります。素材に合わせたお手入れ方法を見ていきましょう。パンプスも革素材の場合は、革靴のお手入れ方法を参考にしてみてください。
必要な道具
・靴用ブラシやスポンジ
・クロス
・素材別のクリーナー
・素材別の栄養剤
・クロス
・素材別のクリーナー
・素材別の栄養剤
お手入れの手順
【合皮・エナメル】
<汚れが軽い場合>
乾いたクロスで汚れを拭き取る。
<汚れがひどい場合>
1. 軽く濡らして絞ったクロスで汚れを拭き取る。
2. 風通しの良い場所で日陰干しをしたり、乾拭きしたりしてしっかりと乾燥させる。
<汚れが軽い場合>
乾いたクロスで汚れを拭き取る。
<汚れがひどい場合>
1. 軽く濡らして絞ったクロスで汚れを拭き取る。
2. 風通しの良い場所で日陰干しをしたり、乾拭きしたりしてしっかりと乾燥させる。
【スエード】
<汚れが軽い場合>
靴用ブラシでブラッシングし、汚れやほこりを落とす。
<汚れがひどい場合>
1. スエード素材専用のクリーナーを使用し、汚れを落とす。
2. スエード専用の栄養剤などを靴用ブラシやスポンジでなじませる。
<汚れが軽い場合>
靴用ブラシでブラッシングし、汚れやほこりを落とす。
<汚れがひどい場合>
1. スエード素材専用のクリーナーを使用し、汚れを落とす。
2. スエード専用の栄養剤などを靴用ブラシやスポンジでなじませる。
ヒールはすり減りやすいので、お手入れのタイミングで状態を確認しておきましょう。
靴のお手入れ方法③スニーカー
天然繊維や合成繊維などの布でできたスニーカーは洗浄が可能です。素材が革のスニーカーは、先ほど紹介した革靴のお手入れ方法を参考にしてみてください。
必要な道具
・中性洗剤
・靴用ブラシやスポンジ
・バケツや洗面器
・水やぬるま湯
・タオル
・靴用ブラシやスポンジ
・バケツや洗面器
・水やぬるま湯
・タオル
お手入れの手順
1. 靴ひもや中敷きを外す。
2. スニーカーに付いた砂やほこりをブラシで払い落とす。
2. スニーカーに付いた砂やほこりをブラシで払い落とす。
3. バケツや洗面器にスニーカーと靴ひも・中敷きを入れてぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かして約15分浸け置く。
4. 靴用ブラシやスポンジで生地を傷めないよう丁寧にこする。
5. 靴ひもと中敷きはもみ洗いする。
4. 靴用ブラシやスポンジで生地を傷めないよう丁寧にこする。
5. 靴ひもと中敷きはもみ洗いする。
6. 洗剤が残らないようしっかりとすすぐ。
7. タオルで水気を吸い取り、風通しが良く、直射日光が当たらない場所で自然乾燥させる。
すすぎが不十分で洗剤などが残ると、変色の原因になる場合もあるので気を付けましょう。
靴を長持ちさせるためのポイント
大事な靴を長く愛用するためのポイントを紹介します。靴を永久にきれいなまま使うことはできませんが、お手入れの仕方や日頃のケア次第で、きれいな状態を長く持続させられます。
同じ靴を毎日履き続けない
お気に入りだからといって毎日同じ靴を履き続けると、靴がくたびれてしまい劣化が早まります。1日履いたら2〜3日は休ませるのが理想です。複数の靴をルーティンさせながら履くと良いでしょう。
水濡れ対策をする
新品の靴に防水スプレーをかけておくと、水が染み込みにくくなります(効果は一定期間)。雨などに濡れたまま放置すると雨染み・カビの発生・臭いの原因になり、靴が傷む可能性があります。
水に濡れたらスピーディーに乾かすことが重要です。靴の中に新聞紙やキッチンペーパーを丸めて詰める、風通しの良い場所に陰干しするといった方法で乾かしましょう。なお、脱水にかける、乾燥機を使うなどの方法もありますが、靴の種類や素材によっては傷みの原因になるため注意が必要です。
状態によって靴の修理・クリーニング専門店も利用する
著しい傷・変色など、靴の状態によっては自宅でお手入れできない場合もあります。そのような場合には、靴の修理店・クリーニング専門店などを利用するのも1つの方法です。専門的かつ経験豊富なテクニックで、大事な靴をきれいな状態にしてもらえるでしょう。ただし、どこまできれいになるかは靴の状態によるので、お店の人に相談してみてください。
靴の保管方法
靴は風通しの良い場所で保管しましょう。湿気を帯びるとカビや臭いなどが発生しやすくなります。日光も靴を劣化させる原因になるので、風がよく通る日陰が保管場所に適しています。
靴棚やシューズボックスなどは、密閉したままだと湿気がこもりやすい状態に。定期的に扉・ふたを開けるなどして風通しを意識しましょう。乾燥剤を置いて除湿するのも効果的です。
日頃のお手入れでお気に入りの靴を長く愛用しよう
靴は日頃からお手入れすることで、長持ちしやすくなります。素材によって使用するアイテムやケア方法が異なるので、お手入れ前に自分が履いている靴の特徴をしっかりと確認しておくのがおすすめです。また保管方法や取り扱いへの意識も、靴の寿命を延ばすことにつながります。日頃のこまめなお手入れで、お気に入りの靴を長く愛用しましょう。
プレミアム・アウトレットには、さまざまな靴を取り扱うブランドが多数あります。お手入れしながら大切に履き続けたくなるような、お気に入りの靴を探してみてはいかがでしょうか?
ローファーの選び方やおすすめコーデについては、こちらの記事をチェックしてみてください!
服や靴はできる限り試着をし、サイズやイメージを確認してから購入するのがおすすめです。