
イースターは何する日? 楽しみ方を知って春の訪れをみんなでお祝いしよう
イースターは、海外ではクリスマスに匹敵するほど重要な行事。最近では、春を迎える季節のイベントとしても親しまれています。そこでこの記事では、イースターの由来や意味、楽しみ方を紹介します。また、プレミアム・アウトレットにも、イースターの時期限定の装飾が登場するので、ぜひそちらもチェックしてみてください♪
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公開日:2022.02.09 最終更新日:2025.02.20
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目次
イースターは何する日?

春のイベントであるイースターは、日本ではまだなじみの薄い行事かもしれません。まずは、イースターとはどんなものなのか紹介します。由来や歴史とともに何をする日なのか見ていきましょう。
キリストの復活を祝う「復活祭」
イースターはキリスト教の行事のなかでも、特に重要なもの。イエス・キリストがゴルゴダの丘で十字架にかけられて処刑されたのち、3日後に復活したことを記念し、記憶するためのお祭りが由来となっています。この由来により、イースターは日本語で「復活祭」と翻訳されます。
また、イースターの英語表記「Easter」は、「春の女神」や「春の月」の名前に由来しているそうです。
最近は春の訪れを祝う季節のイベントとしても定着
キリスト教の宗教的なお祝いが起源のイースターですが、今では、春の訪れを祝う行事として定着しつつあります。クリスマスのように家族で過ごしたり、パーティーをするなどして楽しむ人が多いようです。
イースターの日は毎年変わる
イースターの日は、毎年変わります。これは、イエス・キリストの復活が「春分の日の後、最初に満月が現れた次の日曜日」となっているため。また、キリスト教の宗派によっても日付が異なります。
グレゴリオ暦では、2024年のイースターは3月31日(日)です。海外では、イースターの前の金曜日(イエス・キリストが十字架にかけられた日)も「Good Friday(グッドフライデー)」と呼ばれ、祝日になっていることがあります。
イースターのシンボル「イースターエッグ」と「イースターバニー」

卵とウサギはイースターのシンボルとされています。そのため、イースターの期間は、卵やウサギをかたどった料理や卵料理を食べることが多いです。また、卵の殻を使ってカラフルなイースターエッグを作るのも定番。イースターエッグやウサギの置物を飾ることもあります。ここでは、卵とウサギがイースターのシンボルになった由来を見ていきましょう。
イースターエッグ

卵は復活のシンボルです。ひよこが卵の殻を内側から突き破って生まれてくる様子が、イエス・キリストの復活に重ねられています。また、卵は命の象徴でもあります。
イースターバニー

1度の出産でたくさん赤ちゃんを産むウサギは、多産ということから命の象徴です。また、ウサギは「春の女神の使いだった」という説もあります。イースターバニーがイースターエッグを運んでくるというストーリーもあるほど、ポピュラーなシンボルです。
おうちでイースターを楽しむ方法

最近注目されているイースターを、おうちで楽しんでみましょう!デコレーションを取り入れるだけでも、春を迎えるウキウキとした気分が高まりますよ。子どもと一緒に楽しめるアイディアもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね♡
お部屋をデコレーションする

イースターのインテリアは、シンボルである卵とウサギのモチーフを取り入れたデコレーションがメインです。天然素材を編んだバスケットなどに、イースターエッグを盛り込むと可愛くなりますよ。色は、春を迎える気分を盛り上げるピンク・イエロー・ライトブルー・ライトグリーンなどのパステル系がおすすめです。枝を使ったイースターツリーを飾るのもおしゃれ♡
その他、三角バナーやウサギの形をつなげたガーランドやオーナメントも活用するのも素敵です。
イースターエッグを作る【ゆで卵】

ゆで卵を使って、デコレーションにも使えるイースターエッグを作ってみましょう。ゆで卵を必要な数だけ作り、完全に冷めたら殻の水気を取って、好みの色や模様を付けます。その際、色がはっきり出るアクリル絵の具やポスターカラーの使用がおすすめです。模様を描くのが難しければ、単色でもOK!その他、食紅を入れた水につけて、色付きの卵にする方法もあります。
イースターエッグを作る【生卵】
生卵を使用する場合は、卵に小さな穴をあけて中身を出し、ペイントやデコレーションをしましょう。好きなシールやマスキングテープを貼るのも良いですね。モールや毛糸、レースを巻き付けてデコレーションするなど、工夫してみてください。
イースターエッグを作る【ペーパーマッシュ】
本物の卵ではなく、ペーパーマッシュ(張り子)の卵を使って作るアイディアもあります。割れにくく腐らないので、後で紹介するエッグハンティングなどにも使用できます。また、大きめに作り、中におもちゃを入れても楽しいですよ。
ペーパーマッシュのイースターエッグは、好みの大きさにふくらませた風船に、小さくちぎった古新聞古雑誌などを貼って作ります。でんぷんのりかせんたくのりを水に溶いたもの使って、厚みが出るように何枚か重ねて貼りましょう。
その後1日置いて乾燥させ、風船の結び目辺りを切って風船を取り出し、あいた穴を古新聞古雑誌で埋めます。卵の形を作るまでの工程は大人が行い、そこから先、ペーパーマッシュに色付けしたりデコレーションしたりする工程を子どもと一緒に楽しむのも良いでしょう。
イースターエッグハンティングを楽しむ

海外ではポピュラーなファミリー向けのイースターイベントが、イースターエッグハンティング。チョコレートで作られたイースターエッグや手作りしたイースターエッグを家の中や庭などに隠し、「用意スタート!」で探し出す宝探しゲームです。
見つけたイースターエッグを入れるバスケットを用意しておくと、より楽しいですよ。さらに、「イースターエッグをイースターバニーが隠した」というストーリーをゲーム前に話してあげると、子ども達が喜ぶでしょう♡
イースターエッグロールで盛り上がる
アメリカの大統領官邸であるホワイトハウスでは、毎年イースターの時期にエッグロールと呼ばれるレース形式の卵転がしゲームが行われています。楕円形の卵はまっすぐ転がすのが難しいので、盛り上がること間違いなし!
卵の転がし方は自由なので、参加する子ども達の年齢や転がす場所に合わせてチョイスしましょう。小さな子どもであれば、スプーンを使ったりストローで息を吹きかけたりしてもOK。本物の卵以外にも、手作りしたイースターエッグや卵に見立てたボールを使っても良いでしょう。
プレミアム・アウトレットでもイースターを楽しめる♪

イースターの時期は例年、全国10ヵ所にあるプレミアム・アウトレットでもスペシャルデコレーションが楽しめます。イースターエッグやイースターバニーはどれも華やかで、アウトレット内がハッピーな雰囲気に♡

イースターエッグがデコレーションされた写真映えする可愛いフォトスポットが盛りだくさん!

その他、イースターエッグハントなどの楽しいイベントが開催される施設もあります。
イースターを楽しんで春の訪れをお祝いしよう♡

海外でポピュラーなイースターは、近年、日本でも春のイベントとして広がりを見せています。シンボルのイースターエッグやイースターバニーでお部屋をデコレーションしたり、エッグハントやエッグロールといったゲームを楽しんだりすれば盛り上がりますよ。また、プレミアム・アウトレットなど、イースターのイベントを開催している施設を訪れるのも、素敵な思い出になりそうですね!みんなでイースターを楽しんで、春の訪れをお祝いしましょう♡
※記事内の画像は過去に開催されたイースターの写真を含みます。