靴擦れしないブーツの選び方!サイズが合わなかったときの対処法も

靴擦れしないブーツの選び方!サイズが合わなかったときの対処法も

ブーツを購入するときは、靴擦れなどのトラブルを引き起こさないためにも、自分の足に合ったものを選ぶことが大切です。本記事では、ブーツを選ぶ前に知っておきたいポイントや、自分に合うブーツの選び方、さらに、サイズが合わなかったときの対処法を紹介します。ブーツの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。
  • 公開日:2020.11.26

ブーツを選ぶ前に知っておきたいこと

赤いブーツを履く女性
いつも履いている靴と同じサイズのブーツを購入したのに、足に合わないと感じたことはありませんか?その理由も含めて、ブーツを選ぶ前に知っておきたい4つのポイントから紹介します。

ブーツに合わせたサイズを選ぶ

多くのブーツには、つま先部分に余裕を持たせたサイズ、いわゆる“捨て寸”が表記されています。普段履いているスニーカーと同じサイズにもかかわらず、ブーツの方が少し大きくなってしまうのは、この捨て寸が原因かもしれません。

つま先が細い、もしくは尖っているブーツで、普段履いているスニーカーと同じサイズを選ぶと、自分の足のサイズとのズレが大きくなってしまう傾向にあります。その上、足が圧迫されて痛みを感じることも。こういった事態を避けるためには、スニーカーはスニーカー、ブーツはブーツで自分の足に合ったサイズを選ぶことが大切です。

海外製のブーツはサイズ表記をチェックする

日本製と違い、海外製のブーツは捨て寸がないことがほとんどです。そのため、海外製のブーツを購入するときはサイズ表記をしっかり確認しましょう。ヨーロッパサイズは「EU」、イギリスサイズは「UK」、アメリカサイズは「US」などと表記されています。

男性の足のサイズの平均値である26.5cmの場合は、アメリカは「8.5」、イギリスは「8」、ヨーロッパは「43」とメンズ用ブーツにサイズが表記されています。

一方、女性の足のサイズの平均値である23.5cmのレディース用ブーツには、アメリカサイズは「6.5」、イギリスサイズは「5」、ヨーロッパサイズは「37」と記されているはずです。海外のサイズ表記は日本のサイズから換算できるので、自分の足の正しいサイズを把握しておきましょう。

腰や膝に不安のある人は素材の選び方に注意する

様々な靴を履いた女性
秋冬に活躍するスエード素材のブーツは、やわらかいため足首を固定できず、関節が不安定になってしまいます。関節の不安定さをカバーするため、自分でも気が付かないうちに足腰に負担がかかっていることも。その状態で長時間ブーツを履き続けると体に悪影響を与える可能性があるため、腰や膝が弱い人はスエードなどのやわらかい素材のブーツは避けた方が良いかもしれません。

購入前に試し履きをする

洋服の場合、同じサイズ表記であればブランドによって大きなズレはありませんが、ブーツだと同じサイズ表記でもブランドやモデルによってサイズ感が異なります。スマホ1つで買い物ができる時代ですが、ブーツは購入する前に試し履きをすることで自分にぴったりの1点を見つけられるでしょう。

ブーツの選び方①サイズ感で大切なこと

ブーツを履く女性
ブーツを選ぶ際は、つま先やかかと、履き口のサイズ感を確認することが大切です。こちらでは、ブーツの選び方での大切なポイントを4つ紹介します。

つま先に1cmほど余裕があるブーツを選ぶ

試し履きで足が痛いと感じたときは、ワンサイズ大きいものを選ぶ人が多いですが、横幅が合っていなかった場合はつま先に無駄な余裕が生まれます。サイズが合わず、つま先部分に余裕のあるブーツを履くと、中で足がずれて靴擦れや怪我をしてしまうことも。

反対に、つま先に余裕がないと足の指が圧迫されることで変形し、内反小趾(ないはんしょうし)や、外反母趾(がいはんぼし)などを引き起こす恐れがあります。足を守るためにも、つま先に1cm程度の余裕があるブーツを選んでくださいね。

かかととヒールのカーブが合っているブーツを選ぶ

ヒールのあるブーツを履いた女性
店舗で試し履きをしたときは、自分のかかととブーツのかかと(ヒール)のカーブが合っているか確認しましょう。かかとが合っていないと履き心地が悪いだけでなく、靴擦れを起こしやすくなります。完全にフィットしなくても、ズレは1~2mm以内に収めたいところです。

履き口にゆとりがあるブーツを選ぶ

ワークブーツやロングブーツなどの場合は、履き口のサイズ感も重要です。ブーツを長時間履くときに多い悩みが、足のむくみ。履き口にゆとりがあると、むくんだときにファスナーが上がらない、といったトラブルを避けられます。

足が太いことを気にしている人の中には、「足を細く見せたい」と思って履き口に余裕のないブーツを履いている人もいるかもしれません。しかし、無理をして履くと足が締め付けられて血流が悪くなる他、動いたときに履き口の部分が足にくい込むなど、さまざまな悪影響が出ることがあります。ブーツを履いて快適に過ごすためには、履き口に1cm程度のゆとりを持たせることが理想です。

指の骨が圧迫されないブーツを選ぶ

女性の足の裏
足のサイズだけでなく、甲の高さや横幅も人それぞれ異なるので、試し履きでは甲のフィット感も必ず確認しましょう。他に、親指と小指のつけ根の骨が圧迫されていないか、痛みを感じないか、といった部分も要チェックです。

ブーツの選び方②試し履きで意識したいこと

試し履きをする女性
自分に合うブーツを選んだ後は、店内で試し履きをすることが大切です。こちらでは、試し履きで意識したいポイントを2つ紹介します。

試し履きする時間帯を意識する

足がむくんでいない状態に合わせてブーツを購入すると、むくんだときにきつくなってしまいます。個人差はありますが、朝と夕方で足のサイズが1cm前後変わることもあるのです。

ブーツを履く場合、足がむくみやすいのは夕方~夜頃。その時間帯に試し履きをして、ちょうど良いサイズを選びましょう。むくみやすい時間帯で余裕のあるサイズを選ぶと、朝などむくみにくい時間帯にはゆるくなる場合もあるので注意してくださいね。

試し履きしたときは歩いてみる

ブーツを履いて歩く女性
店舗で試し履きをするとき、椅子から立ち上がって少し歩くだけでは、そのブーツが本当に合っているのか分かりません。可能であれば20mほど歩いてみて、フィット感や痛みの有無などを確認してみてください。

それと同時に、ロングブーツの場合は履き口が膝の裏に当たらないか、ショートブーツの場合はくるぶしに当たらないか、といった細かい部分も確認しましょう。

ブーツのサイズが合わないときの対処法

黒いブーツを履く女性
しっかり選んだはずなのにサイズが合わない、ネット通販で購入したら思っていたサイズと違った、という経験を持つ人は多いものです。合わないサイズのブーツを履き続けると足に悪影響がおよぶこともあります。こちらでは、お気に入りのブーツのサイズが合わないときの対処法を見ていきましょう。

ブーツのサイズが小さい場合

サイズが小さい場合は、シューズストレッチャーを使って広げるのも1つの方法。ロングブーツ用のシューズストレッチャーも販売されています。

<シューズストレッチャーの使い方>
①ブーツの中にシューズストレッチャーを入れます。
②シューズストレッチャーを伸ばして幅を広げます。
③数日間そのままの状態にします。

シューズストレッチャーを使用する場合は、伸び具合をこまめにチェックしてくださいね。

ブーツのサイズが大きい場合

デニムにブーツを履いた女性
サイズが大きい場合は、インソールや綿、厚い靴下などを活用する方法があります。

インソールとは中敷きのことで、100円ショップでも購入可能です。中に敷くとサイズの調整が簡単にできる他、クッション性のあるものなら、つま先やかかとへの衝撃も和らげられます。

綿はブーツの中に詰めて使用します。ただし、脱いだときに綿が靴下などに付くので、あくまでも緊急時だけの使用が良いでしょう。
また、ブーツは靴下が見えないので、登山用や作業用などの分厚い靴下を履くのもおすすめの方法です。これらの靴下はクッション性に優れているだけでなく、暖かいので冷え性の人にもぴったり。

とはいえ、ブーツのサイズが小さい・大きいにかかわらず、合わないものは無理に履き続けない、無理な対処法はしないよう注意が必要です。靴の修理屋に依頼する方法も検討してくださいね。

ブーツの選び方を参考に、プレミアム・アウトレットでお買い物

あみプレミアム・アウトレットの外観
プレミアム・アウトレットは東北~九州まで全国に9ヵ所にあり、国内だけでなく海外の人気ブランドも多数出店しています。通常よりもお得な価格で販売されているので、予算内でおしゃれな理想のブーツが買えるはず。今回紹介したブーツの選び方をもとに、新しいブーツをお手ごろ価格で手に入れてくださいね。

選び方をマスターして自分にぴったりのブーツを見つけて

ブーツを履く男女
サイズ感の確認ポイントや試し履きの重要性を知った上で買い物をすれば、きっと自分にぴったりなブーツが見つかるはずです。人気ブランドが勢ぞろいしているプレミアム・アウトレットなら、気に入ったアイテムをお得なプライスで購入できます。自分の足に合うブーツを購入して、おしゃれを楽しんでくださいね。
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