02 CROSS TALK
                          チャレンジするたび絆が深まる。
                          ジレンマがあるから前に進める。
                          濃くて楽しい毎日です。
                        
                        慎重派の先輩・高橋さん。大胆派の後輩・田中さん。正反対の2人の間には、忘れられない思い出が山ほどあります。あみプレミアム・アウトレット10周年記念イベントでの出来事とは?後輩育成で大切にしていることとは?大活躍する女性社員に、成長の軌跡を聞かせてもらいました。
メンバー
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 2012年中途入社/
                              
鳥栖PO営業課(マネージャー) 高橋 知穂 宮城県出身。大学卒業後、仙台の駅ビルに勤務したのち、東京の異業種企業への転職を経て、Uターンで三菱地所・サイモンに入社、仙台泉POにて勤務する。その後、あみPO、佐野POを経て、現在は鳥栖POの営業課でマネージャーを務める。 - 
                              
 2019年新卒入社/
                              
御殿場PO管理課 田中 美里 「満員電車は嫌だけど、都心と同じ水準で働きたい」という軸で就職活動をする中で三菱地所・サイモンを知り新卒1期生として入社。あみPOで営業課として集客業務を担当し、現在は御殿場POで管理課として施設運営に取り組んでいる。 
※所属・担当は2024年4月時点での情報になります。
正反対の2人だからこそ成長できた
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 高橋さんには、社会人としてはピヨピヨの時期からものすごくお世話になりました。
                                田中  - 
                              
 本当に立派になったなぁ…って親心のような気持ちで感動してしまいます。でも入社当時から、田中さんはすごく熱量が高い人でしたよ。商業施設でアルバイトをしていたからか、運営側の視点とテナントさん側の視点、両方を持っていましたよね。
                                高橋  - 
                              
 確かに、アルバイト経験を活かしやすい仕事ではあるかもしれませんね。でも私は大雑把な性格なので、最初の頃は小さなミスを何度も重ねて高橋さんの手を煩わせました。
                                田中  - 
                              
 あったね~、金額の桁区切りのミスとかね…。私が細かい性格だから、最初はWEBサイトに掲載する文章の句読点の位置まで赤ペンを入れていました。
                                高橋  - 
                              
 でも、そのおかげで2年目からは「これ高橋さんに言われたところだ!」と頭の中で呟いて、ミスを減らすことができました。間違いなく私の社会人としての土台を作ってくれたのは高橋さんです。
                                田中  - 
                              
 慎重派の私と、大胆な田中さんで、いいバランスだったと思います(笑)。
                                高橋  
                          
                        先輩の一番の仕事は、信じて任せること
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 今は後輩を育成する立場ですが、どうですか?
                                高橋  - 
                              
 後輩に仕事を任せるのは勇気がいるけれど、いろんな仕事を経験しなければ人は育たない。先輩という立場の難しさを感じています。新人時代を振り返って、私にしっかりと仕事を任せてくれた高橋さんを改めて尊敬します。
                                田中  - 
                              
 私も一回全部自分で抱え込みそうになりました。でも当時の私の上司が「失敗も成長の種だから、新人にどんどん任せよう!」という方針の人で。業務と育成でパンクしそうになっている私の様子を見て、「もっと後輩に仕事を任せなよ。田中さんを信じて。絶対もっとできるはずだから。」と声をかけて意識づけをしてくれました。それに、田中さんは「これやっておきます!」とパッと動いてくれる人だったから、仕事を任せやすかったですよ。
                                高橋  - 
                              
 そうだったのですね!高橋さんはよく冗談めかして「手伝ってくれると、ラクできて助かる!」と言ってくれましたが、「新人の自分でも役に立てるんだな」と嬉しかったです。
                                田中  - 
                              
 ありがとうございます。でも、本当に助かっていましたよ!
                                高橋  
                          
                            
                          一つ仕事を乗り越えるたび、また絆が深くなる
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 忘れられないのが、あみプレミアム・アウトレットの10周年記念のイベントです。茨城県の県花であるバラでツリーを作り、イベント当日の点灯式ではタレントさんをお招きして盛大にお祝いしました。「花のツリー」というのは田中さんのアイデアでしたよね。
                                高橋  - 
                              
 はい。お客様がSNS用の写真を撮影することを想像すると、引きで撮影しても、アップで撮影しても画面に映えるものがいいなと思い、ありきたりなモミの木ではなく花でツリーを作るのはどうでしょう?と提案して、茨城県の県花がバラだから、バラでいこうと。実際に施工管理の方との対応も任せていただき、納得のいくものになるよう何度もやり取りをしました。分からないことばかりでしたが、上司や高橋さんにもたくさん相談させてもらったおかげで乗り越えることができました。
                                田中  - 
                              
 田中さんの頑張りのおかげで、SNSでも拡散される素敵なツリーができて、テナントさんからも大好評でした。この時に忘れられないことがあって。タレントさんをお迎えするにあたって、「何か歓迎を表すものをプレゼントしたいね。」と話していて…私はなかなか良いアイデアが思いつかなかったのですが、そんな中、田中さんが自主的にウェルカムボードを制作してくれたんです。
                                高橋  - 
                              
 マネジメントオフィスやパートナー企業、そしてテナントスタッフさんからのメッセージと、タレントさんの似顔絵を載せました。タレントさんに喜んでいただきたくて、業務の合間を縫って管理会社やテナントの皆さんに協力をお願いしました!
                                田中  - 
                              
 遠くからはるばるお越しくださったタレントさんも、控え室でそれを見て嬉しそうに笑顔を浮かべてくださったんです。イベントが成功したのは、このウェルカムボードのおかげもあると思います。
                                高橋  - 
                              
 こんなに頑張って準備したのだから、絶対に成功させたい!の一心でした。大変な仕事を共に乗り越える度に、絆が深くなります。
                                田中  
管理課への異動で気がついたこと
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 そういえば、田中さんは営業課から管理課に異動しましたよね。決まった時は驚いたそうですが…。
                                高橋  - 
                              
 元々買い物が好きで入社したので、管理課と言われたときはすごく驚きました!同じタイミングで管理課に異動する同期と2時間電話したのを覚えています(笑)。でも、人事の方に理由を聞いたところ、「女性が活躍できる場を今以上に広げるためにも、これまで若い女性の配属が少なかった管理課に新卒1期生である田中さんにぜひ挑戦してほしい。それに、管理課での経験は管理職を目指すときに必ず活きるよ」と。私は新卒1期生なので、「これまで女性が配属されることが少なかった管理課に行くことは後輩のみんなのためにもなるかもしれない」という気持ちも出てきました。
                                田中  - 
                              
 実際に現場で働いていてどうですか?
                                高橋  - 
                              
 「管理課の仕事は、自分の仕事が多くの人に届く」ということに気がついてから楽しくなりました。営業課でのイベント企画の仕事は、参加してくださったお客様にしか届かないこともありますが、管理課の仕事である安心安全や景観の美しさの管理は、来場者全員に関係します。営業課の経験も活かして心地の良い空間の提供を提供する。そのために、パートナー企業の皆さんとの関係づくりを頑張っています。
                                田中  - 
                              
 そんな田中さんの背中を見て、管理課に入りたいと手を上げる女性社員が出てきましたよね!
                                高橋  - 
                              
 はい!管理課を希望する女性が後に続かなければ私のせいだと思っていたので…。後輩にバトンを渡すことができて、本当に嬉しいです。お客様、パートナー企業の皆さん、同じマネジメントオフィスで働く仲間。人と人のつながりを大切にして、キャリアアップしていきたいです。
                                田中  - 
                              
 いつでも自分にできる最善を尽くそうと努力し、キャリアの変化に応じてやりたいことを実現している田中さんの、今後さらなる活躍を期待しています!
                                高橋