みんなに愛される場所は、
みんなの力で作っています。
開発部志賀 千(2009年入社)

宅建、子育て、開発。
挑戦したいことは、全部やろう。
最初の配属は経理部でした。でもせっかくデベロッパーに入ったのだからと宅建にチャレンジ。
平日は仕事、土日は専門学校という生活を半年間続け、2012年に合格しました。
その後、実際の開発にも挑戦したくなり、2014年に産休・育休をいただき、復帰後の2017年に開発部に異動になりました。
異動後最初の案件は、酒々井プレミアム・アウトレットの3期増設の開発です。
スケジュールを確認したり、追加変更工事などの相談事の解決に取り組んだり、プロジェクトマネージャーとして奔走。
初めての子育てに、初めての業務。
初めてだらけのあの頃を振り返ると、我ながら「なんて危なっかしいことを!」と言いたくなります(笑)。
異動したばかりで何もわからない私を助けてくれた、先輩や協力企業の皆様。
出張が多い私の代わりに子どもの面倒を見てくれた家族。
周りの人たちのサポートのおかげで、今の私がいる。心から感謝しています。


コロナ禍での施設開発。
大ピンチだからこそ学べた
人と人が協力することの大切さ。
酒々井プレミアム・アウトレットの開発が終わると、ふかや花園プレミアム・アウトレットの開発が始まりました。
会社としても約10年ぶりの新規開業。全社の期待も大きい特大プロジェクトです。
ところが大きな問題が。新型コロナウイルスの流行です。
船便が止まってトイレのタイルが届かない。半導体不足で、電気設備の納期が間に合わないかもしれない。
現場で新型コロナウイルス陽性者が出て工事を一部中断しなければいけないなど、大小数えきれないほどのトラブルが勃発。
それでも工事が完全にストップする事態だけは避けなければいけません。
今、自分に何ができるだろう?会えないなら電話で、オンラインで。
できることはなんでもやる。
関係各所に働きかけ続けました。困難の中で、一緒に頑張ってくれる人がいる、ということのありがたさ。
血の通った会話、コミュニケーションがいかに大切か。大ピンチの中だからこそ、仕事の本質がクリアになった気がします。


「地域らしさ」を取り入れて、
長く愛される場所にする。
ふかや花園プレミアム・アウトレットの開発計画は「埼玉県深谷市と近隣市町村の魅力を向上させ、地域資源などをつなぐ観光拠点」
としての役割を期待されてスタートしました。
「レンガの街」と呼ばれる深谷市らしさや、埼玉県北西部の緑豊かな自然などを施設デザインに取り入れました。
また、深谷市はあの「ガリガリ君」を製造する「赤城乳業」の本社所在地。
全国的に知られるキャラクタ―とコラボできたら面白いのでは?ということで、
赤城乳業さんにご協力いただきガリガリ君の世界観を再現したアトラクションエリア「あそぼ!ガリガリ君」を作りました。
子どもたちに大好評なんですよ。
細かいところになりますが、ベビールーム内の女性専用の授乳室と別に、
誰でも使用できる「ファミリールーム」を今回はじめて設置するなど、
時代の変化に合わせた仕様もたくさんあります。
休日に私も娘と娘の友達を連れて、遊びに行ってみました。
歩き回って、食事して、お買い物をする。隣接するファームで深谷市の野菜を買ったり食べたりしてみる。
子どもたちも嬉しそうに写真を撮ったりしていましたね。
頑張ってよかった!人と地域の笑顔につながる仕事ができることが一番のやりがいです。

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開発部
志賀 千2009年入社。経理部にて経理業務に従事。2012年に宅建取得。2014年に産休・育休を経て、2017年開発部へ異動。ふかや花園プレミアム・アウトレット第1期の開発を担当。なにか新しいことに挑戦するのが好きなチャレンジ気質。家に帰ると小学生の女の子の母親でもある。