本音と本音で話す。
だから、ベストを尽くすことができる。
管理課原澤 健斗(2020年入社)

自分がやりたい仕事は、
入社してからでも探せる。
高校生の時にテレビで見たホテルマンの姿に憧れて、国際観光学部へ進学しました。
インターンシップ先も、もちろんホテル。
ところが、ホテルで働いるうちに僕が「かっこいい」と思っているのは、ホテルマンそのものよりも、
ホテルマンが立つ「非日常空間」なんだということに気づきました。
それから進路を変えて、空間づくりができる業種に着目するようになりました。
しかし「空間づくり」と一口で言っても、土地の取得や建物の構想や設計を行う仕事、
創られた空間を守る施設管理など、いろんな職業があるんです。自分に向いているのはどれだろう。
悩んでいる中で出会ったのが三菱地所・サイモンでした。
プレミアム・アウトレットは、ホテルよりもさらに多種多様な人が集まる「非日常の空間」。
開発から運営まで一貫してやるこの会社なら、働きながら自分に合う仕事を見つけることができる。
そんな期待を胸に入社しました。


知ったかぶりをしない。
パートナー企業とも、
先輩・後輩のような関係。
現在は、神戸三田プレミアム・アウトレットの管理課で、念願の空間づくりに携わっています。
みんなが快適で安全に過ごすことができる施設の裏側には、
施設敷地内の安全チェックや建物・導線上の美観維持のための無数の仕事があります。
そんな管理課の仕事の面白いところは、成果が目に見えてわかる機会が多いことです。
最近は、ディスプレイに広告や地図を表示する「デジタルサイネージ」を全エリアに導入し始めました。
利便性の向上だけではなく、視覚的にも雰囲気がガラリと変わるんですよ。
景観が変わるとお客様の気持ちも変わるはず。
「やりがいがあった!」と、今日の成果を思い出しながらお酒を飲むのが、僕の毎晩の楽しみです(笑)。
配属当初は、「施設についてまったく知らない自分がきちんと連携ができるのだろうか」という不安もありました。
しかし着任した僕のことを、取引先であるパートナー企業の皆さんが親身になって受け入れてくださった。
その時に思いました。知ったかぶりはよそう。わからないことは「わからない」と素直に言おう、と。
この数年、施設に関わってくださっているパートナー企業の皆さんから、現場で教えていただいたことは数え切れないほど。
取引先でありながら、先輩・後輩のような関係性でいてくださっていることは、本当にありがたいです。


家具メーカーさんと一緒に、
憩いの場、変えてみました。
管理業務を行う上で大切にしていることは、弊社とパートナー企業、どちらにとっても「嬉しい」ストーリーを作ることです。
たとえば、新しい休憩用設備の導入。「開放感のあるプレミアムな大人の街並み」という
神戸三田プレミアム・アウトレットの空間のコンセプトを壊さず、休憩をされたいお客様にそっと寄り添える場所を提供したい私たちと、
自社の製品に心から誇りを持っているメーカーさん。
そんな両社の想いがきっかけとなり、憩いの場の設備を取り替えることになりました。
これまで導入していたものは木製でしたが、今回は方向性を大胆に変えて、
メンテナンスがしやすく、モダンなデザインの樹脂製製品の導入を決断。
入れ替えた設備はテーブル・椅子などを合わせて約200台。お客様にそっと寄り添う設備には、何人もの熱い想いが込められています。
こうした取り組みは、ビジネスライクな関係だと難しいんです。両者の本音の会話があるから実現できること。
カッコつけるのではなく「こういう困りごとがあるんですよね」と打ち明けてみる。すると相手も「実は…」と心を開いてくれる。
そうすると、みんながハッピーになるにはどうしたら良いか、みんなで考えることができる。
次はどんなことを仕掛けようか。日々ワクワクしています。

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管理課
原澤 健斗2020年新卒入社。入社後は経営企画部で予算の策定業務を経験し、オンラインと実店舗が融合したショールーム型の店舗「プレミアム・アウトレットサテライト」の実証実験業務に携わる。2023年より神戸三田プレミアム・アウトレット管理課に配属。