【簡単】革財布のお手入れ方法|必要な道具や頻度もチェックして長持ちさせよう
独自の風合いや、使い込むことで生まれる経年変化(エイジング)が魅力の革財布。定期的にお手入れすることで、きれいな状態をより長く保ち、美しい経年変化を楽しめるでしょう。革財布のお手入れ方法を牛革・馬革・山羊革・エナメル革に分けて紹介します。また汚れや傷、水濡れがある場合のお手入れポイントもチェックしましょう。
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公開日:2023.12.05
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目次
革財布は定期的なお手入れがおすすめ
経年変化(エイジング)は、革財布をはじめとする革製品の魅力のひとつ。使い込んでいくうちに色やツヤ、風合いが変化していきます。きれいな経年変化を楽しむために、お手入れの重要性やお手入れ頻度の目安をチェックしておきましょう。
お手入れによりきれいな経年変化を楽しめる
経年変化するからと、お手入れをしないと油分が抜けて革が変質していきます。油分が少なくなった革はパサパサとした質感になり、乾燥によるひび割れやスレなどが発生する可能性があります。定期的に革のお手入れを行うことで、きれいな状態で経年変化を楽しめるでしょう。
お手入れ頻度は1シーズンに1回が目安
革財布をお手入れする頻度は1シーズンに1回が目安です。革財布のように頻繁に手でふれる小物は、ふれているうちに手の油分が革に移り、ある程度保湿されます。そのため、極端に状態が変化することは少ないでしょう。さわってみて乾燥が感じられたらお手入れのサインです。
革財布のお手入れ方法
革財布は革の種類によってお手入れに必要な道具や手順が異なります。1シーズンに1回行うお手入れの方法を紹介します。
牛革(カウレザー)
牛革は革の中でもポピュラーな素材。比較的丈夫で美しい仕上がりが魅力です。
<お手入れに必要な道具>
・革用馬毛ブラシ
・革用オイルまたはクリーム
・やわらかい布
・革用馬毛ブラシ
・革用オイルまたはクリーム
・やわらかい布
<お手入れ手順>
1. 財布全体の汚れやホコリを革用ブラシで落とす。
2. 革用オイルまたはクリームをやわらかい布にとり、財布に塗って伸ばしてなじませる。
3. 乾いたやわらかい布で拭き、磨き上げて完了。
1. 財布全体の汚れやホコリを革用ブラシで落とす。
2. 革用オイルまたはクリームをやわらかい布にとり、財布に塗って伸ばしてなじませる。
3. 乾いたやわらかい布で拭き、磨き上げて完了。
オイルやクリームを使う際は、革との相性を確かめることが大切です。目立たないところに少量付けてみて、変色などが起こらないか確認してみましょう。
馬革(コードバン)
馬革は柔軟性があり、薄くやわらかい素材。ツヤとしなやかさが魅力です。繊細な素材でもあるため、基本は汚れやホコリをさっと拭き取る程度のお手入れで足ります。油分が少なくなってきたと感じたら、馬革専用のクリームなどを使用すると良いでしょう。
<お手入れに必要な道具>
・馬革専用のクリーム
・やわらかい布
・馬革専用のクリーム
・やわらかい布
<お手入れ手順>
1. やわらかい布で、財布全体の汚れやホコリを拭き取る。
2. 馬革専用のクリームをやわらかい布にとり、財布に薄く塗り広げてなじませる。
3. 乾いたやわらかい布でやさしく乾拭きする。
1. やわらかい布で、財布全体の汚れやホコリを拭き取る。
2. 馬革専用のクリームをやわらかい布にとり、財布に薄く塗り広げてなじませる。
3. 乾いたやわらかい布でやさしく乾拭きする。
山羊革(ゴートレザー)
山羊革は強度に優れており、表面に独自のシボがあるのが特徴。型崩れしにくく軽い素材として知られています。キッドスキンと呼ばれる仔山羊の革は、強度に加えてやわらかさを兼ね備えているのが魅力。また、大人の山羊革であるゴートスキンも傷が付きにくいという特性を持っています。
日常のお手入れは、乾拭きをして汚れを落とす程度で十分です。革の表面が乾いていると感じたら、クリームなどを使ってお手入れをしましょう。
<お手入れに必要な道具>
・革用馬毛ブラシ
・革用クリーム
・やわらかい布
・革用馬毛ブラシ
・革用クリーム
・やわらかい布
<お手入れ手順>
1. やわらかい布や革用馬毛ブラシを使って汚れやホコリを落とす。
2. 革用クリーム(デリケートクリームなど)をやわらかい布にとり、革表面に塗り込む。
3. 日陰などで乾燥させる。
1. やわらかい布や革用馬毛ブラシを使って汚れやホコリを落とす。
2. 革用クリーム(デリケートクリームなど)をやわらかい布にとり、革表面に塗り込む。
3. 日陰などで乾燥させる。
エナメル革財布のお手入れ方法
財布の素材としてよく使用される「エナメル革」とは、表面に光沢や耐久性を持たせた革のことです。膜により革の表面が守られているので、耐久性や耐水性に優れています。
水をはじきやすい・汚れが付きにくいなど耐久性は高めですが、劣化が進みやすいため、お手入れの最後に専用クリームを使用しましょう。汚れやひび割れの防止、光沢感や風合いを長持ちさせる効果があります。
<お手入れに必要な道具>
・エナメル専用クリーナー
・エナメル専用クリーム
・やわらかい布
・エナメル専用クリーナー
・エナメル専用クリーム
・やわらかい布
<お手入れ手順>
1. やわらかい布で汚れやホコリを拭き取る。
2. エナメル専用クリーナーをやわらかい布にのせ、丁寧に磨く。
3. エナメル専用クリームを塗り、なじませる。
1. やわらかい布で汚れやホコリを拭き取る。
2. エナメル専用クリーナーをやわらかい布にのせ、丁寧に磨く。
3. エナメル専用クリームを塗り、なじませる。
【状態別】革財布のお手入れポイント
革財布に汚れや傷がある状態や、水濡れしている状態のお手入れポイントを紹介します。汚れや傷がひどいようであれば、プロに任せることも検討してみましょう。
汚れや傷がある状態
革財布の汚れが気になるときは、素材に合わせた専用クリーナーを使用しましょう。ただし起毛素材など、クリーナーを多用すると素材が劣化しやすい革もあるため注意が必要です。
傷がある場合は、補色クリームなどを使ったお手入れである程度目立たなくなることもあります。しかし、財布の色によっては調整が難しいため、自分で補修すると状態が悪化してしまうことも。対応が難しそうだと感じたら、プロに修理を任せるのもひとつの方法です。
水濡れしている状態
革にとって水は大敵。水に濡れたまま放置するとシミになったり、変形したりします。水に濡れたら乾いた布などで速やかに水分を拭き取りましょう。
水分を拭き取ったら後は自然乾燥。風通しの良い日陰に干します。ドライヤーなどの温風で乾かすと、濡れたところがシミに変わりやすいので気をつけましょう。
革財布を新調するならプレミアム・アウトレットで探してみよう
バラエティ豊かな人気ブランドが出店しているプレミアム・アウトレットには、革財布を取り扱っているブランドも数多くあります。お手入れしながら経年変化を楽しめる、高品質の革財布がきっと見つかるはず!革財布の新調を考えている方は、ぜひプレミアム・アウトレットで探してみてはいかがでしょうか?今回は特におすすめの2つのブランドを紹介します。
上質な革小物が揃う「Genten(ゲンテン)」
長く愛着の持てるものづくりを目指すライフスタイル提案ブランドです。革小物の取り扱いが豊富で、革財布もさまざまな種類がラインナップ!長く使い続けることで深い味わいが出る、上質な革財布が見つかります。
優れた品質&デザイン性が魅力「Montblanc(モンブラン)」
高級筆記具やレザーグッズ、時計、ジュエリーなどを展開するブランドです。クオリティとデザイン性の高さから、世界中で支持されています。洗練された大人の革財布を手に入れてください。
定期的にお手入れして大切な革財布を長く愛用しよう
革財布は定期的にお手入れすることにより、きれいな状態を維持でき、経年による風合いの変化も美しく出やすくなります。革の種類に合った道具や手順を確認して、自宅での革財布のお手入れに役立ててください。
ミニ財布の魅力やおすすめブランドについては、こちらの記事をチェック!