登山の服装を一から解説!初心者が知っておきたい選び方のポイントも

登山の服装を一から解説!初心者が知っておきたい選び方のポイントも

自然を満喫できると人気の登山ですが、いざ始めようと思っても、どのような服装で行けば良いのか悩みませんか?こちらの記事では、初心者向けの登山の服装や着用テクニック、知っておきたい選び方を紹介します。素材や機能性などを考慮した服装を選び、登山を満喫しましょう。
  • 公開日:2020.12.23 最終更新日:2024.12.31

初心者向けの登山服装とは

チェックシャツを着る登山女性
幅広い世代に人気の登山ですが、始める時に、どのような服装を着れば良いのかと迷う人も多いようです。まずは、初心者向けの登山の服装について見ていきます。

最初は普段着を活用して良い

最初からすべての登山グッズやウェアを準備するのは、コスト的にもなかなか難しいはず。初めて登山をする時は、すべてを揃える必要はなく、普段着で使えるものを着用しても構いません。トレーニングウェアなどの動きやすいジャージ素材や、雨・汗に濡れた時に乾きやすい素材のものなど、登山に適したものを着用するのがおすすめです。ですが綿などの天然素材は、雨に濡れた時に乾きにくく、体温が奪われてしまうので避けましょう。

経験に合わせて登山の服装を買い揃える

登山の経験を積めば、必要な服装や用具類が分かってきます。登山経験者や登山用品を扱うお店でアドバイスをもらいながら、自分の経験に合わせて必要なものを買い揃えていくのがおすすめです。

登山用服装の着用テクニック

登山をするカップル
登山をする時には、気温や体温に合わせた着用テクニックが必要です。ここでは、登山用服装の基本の着用テクニックについて紹介します。

体温や気温の変化に応じて着脱できるようにする

登山で歩いている時には暑いですが、休憩すると寒くなるなど、運動量に応じて体温変化が起きやすくなります。また、晴れていたのに急に雨が降り出すこともあり、山の天気は変わりやすいもの。体温や天候の変化に合わせて、服を脱いだり着たりする必要があります。

汗や雨で濡れたままでいると、気温が下がった時に体温を奪われ、体力を消耗してしまうため、さっと上から羽織れる上着を用意しておくと良いでしょう。

3層の重ね着(レイヤリング)を基本にする

登山の服装は、脱ぎ着しやすいように重ね着するのが基本です。肌着としてのベースレイヤー、保温の役割をする中間着のミッドレイヤー、防水・保温用のアウターレイヤーの3つをセットに考えます。

シャツとアウターを1枚ずつだと体温調節が難しいため、これらの3枚の重ね着を基本に、気温や体温に合わせて脱ぎ着したり、足りない時はさらにプラスしたりすると良いでしょう。また、山小屋に泊まる時などは、防寒着や着替え用に余分に1枚準備しておくことをおすすめします。

【登山用服装】選び方のポイント

トレッキングする女性の後ろ姿
登山用服装の着用テクニックのコツを抑えたら、機能性のポイントを押さえながら服装を選ぶのがおすすめです。「スノーピーク」や「ザ・ノース・フェイス」を始めとするアウトドアブランドでは、多くのおしゃれなアイテムを販売しています。ここでは登山服装のアイテムごとの選び方を紹介します。

ベースレイヤーは速乾性で選ぶ

山を見渡す女性
肌着になるベースレイヤーは、すばやく汗を吸収・拡散する速乾性のあるものを選ぶことが大切です。夏場なら、Tシャツをベースレイヤーにしても良いでしょう。秋冬の寒い季節には、ウール素材のものもおすすめです。

アウトドア用のベースレイヤーのデザインは、重ね着がしやすいクルーネックやジッパーで体温調節ができるハーフジップタイプがあります。ベースレイヤーは肌に直に着るので、肌触りの良いものを選びましょう。

ミドルレイヤーは保温性で選ぶ

チェックのシャツを着る登山女性
ミドルレイヤーには、軽くて保温力があり、吸汗拡散性に優れたものを選ぶのがおすすめです。ボタンシャツやジップ付きのシャツは、首元を開け閉めして体温調節ができるのでとても便利。薄手のフリースやダウンジャケットなどは、アウターだけでなくインナーとしても活用します。

アウターレイヤーは防水透湿性で選ぶ

黄色のアウターを着る女性登山者
アウターレイヤーには、雨風や雪の天候にも対応でき、汗蒸れが起きない防水透湿性のあるものがおすすめです。レインウェアは、アウターとしてジャケット代わりにもなります。暑い時期には、薄手のウィンドブレーカーなどを活用するのも良いでしょう。

防寒着は保温性やコンパクトさで選ぶ

ダウンジャケットを着ている男性
長時間の休憩や、山小屋に泊まる時などは、汗で体が冷えてしまうことがあります。体を動かしている時は、薄手の登山服で問題なくても、立ち止まって休憩をしている間は、急に寒く感じるものです。防寒着として、軽くて保温性の高いダウンジャケットが1枚あると重宝します。

ボトムスは歩きやすさや耐久性で選ぶ

登山する女性の足元
トレッキングパンツなどのボトムスは、歩きやすいストレッチ素材のものや、速乾性の高い化繊素材のものがおすすめです。枝や岩に当たっても破れないような、耐久性があるものが良いでしょう。タイツも、吸湿速乾性やストレッチ性に優れたアイテムが多くあります。アウトドア用のショーツやスカートは、タイツと組み合わせれば、おしゃれな登山服になります。

【登山用アイテム】選び方のポイント

登山用のアイテム
登山用の服装だけでなく、靴や帽子、ザックなど登山に必要なアイテムは他にもあります。ここでは、登山用の小物アイテムの選び方を紹介します。

靴・靴下は自分の足に合ったものを選ぶ

登山用の靴
登山用の靴は、各メーカーで形が異なるので、試着をして自分の足の形やサイズに合ったものを選ぶことが大切。防水透湿性に優れているかどうかも要チェックです。買ったばかりの靴は、靴擦れが起きやすいので、登山の日までに履きならしておくことをおすすめします。

靴との相性が大切なのがソックス。コットン製は汗を吸って乾きにくいので、ウール製などの素材を選ぶと良いでしょう。

ザックはサイズやフィット感で選ぶ

ザックを背負い休憩する女性
ザックは、摩擦で擦れるなどしないように、自分の背中や肩部分などにフィットして、歩きやすいものを選びましょう。ヒップベルトの長さが合うかどうかも確認が大切。女性の体格に合わせたモデルのザックもあります。バックカバー付きやカバーの別売りもあるので、チェックしてみてください。

帽子は透湿性や保温性で選ぶ

ハイキング用のハット
登山では、紫外線や防寒対策のために帽子の着用は必須です。デザインは、日差しがよけられるハットタイプがおすすめ。夏場は、汗をかくので透湿性があるものやメッシュ素材のものを、冬場はウールやフリース素材の保温性があるものを選ぶと良いでしょう。雨の日は、レインウェアのフードをかぶることで、雨除けができます。

グローブ(手袋)は防風性や防水性で選ぶ

登山用の手袋
冬山の気温はかなり低いため、グローブをすることをおすすめします。安全のために、寒くてもポケットに手を入れずに、両手を自由に使えるようにしておくことが大切です。岩場や藪を歩く時にも手を守ってくれるので重宝します。

防風性に優れたウールやフリース素材、雨の日用の防水機能を持ったものなど種類もさまざまです。夏場には、紫外線対策用のグローブやアームカバーを利用するのも良いでしょう。

水筒は携帯しやすさや飲みやすさで選ぶ

登山中に水を飲む女性
登山では、こまめに水分補給をすることが大切です。登山用の水筒は、軽量で耐久性に優れ、携帯しやすいものがおすすめ。スリムでザックに収めやすいおしゃれなデザインのものや、歩きながら水分補給ができるリザーバー付きの水筒もあります。

登山用の服装をプレミアム・アウトレットへ見つけに行こう

御殿場のプレミアム・アウトレット
登山用の服装や小物をゲットするならプレミアム・アウトレットがおすすめです。プレミアム・アウトレットには、The North Face、Aigle、Marmot、Millet、Mammutなど国内外の人気ブランドショップが揃い、スポーツ&アウトドア用品の種類も豊富。人気ブランドの正規品をお得なプライスで入手できることも。

レディース・メンズ用のファッションブランドも充実しています。リゾート感のある開放的な空間で、ショッピングだけでなく、グルメも楽しめるのも魅力です。

登山用の服装を1つずつ揃えて、登山を満喫しよう

岩に座る男女のグループ
初めての登山用の服装は、重ね着のしやすさや素材、機能性などを考えながら、選ぶのがおすすめ。登山の経験を重ねるごとに、自分が必要とするアイテムを買い足し、登山を楽しんでくださいね。
アウトドア用品が揃うプレミアム・アウトレットなどへ出かけて、お気に入りの登山服を1つずつ揃えていきましょう♪
ご紹介店舗 出店施設
■The North Face:御殿場りんくう鳥栖神戸三田酒々井
■Aigle:御殿場りんくう
■Marmot:土岐酒々井
■Millet:御殿場
■Mammut:御殿場りんくうあみ
※出店施設は記事公開日時点での情報です。最新情報は各施設のウェブサイトをご確認ください
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