地域の企業・自治体とのコラボ、旅行会社との連携、施設内の販促企画。
どんな企画・アイデアも、実現させるかどうかはすべてあなた次第。三菱地所・サイモンに決まりきったルールはありません。
必要なのは、アイデアとそれを実現させるための行動力だけ。
ここでは裁量権を持って活躍している3人のエピソードをご紹介します。
EPISODE
01
現場の意見を聞いてすぐ反映。
任せられているから、できることです。御殿場プレミアム・アウトレット:管理課
田中洋平(2024年入社)
御殿場プレミアム・アウトレットは日本トップクラスの売上を誇る商業施設。敷地も広いし、来場者数も桁違い。車の多い日は時間帯によって混雑状況が異なるので、誘導警備員の配置も変わります。私は実際に誘導警備員の方に意見を伺い、どうすればもっと効率よくなるか?ということをヒアリングして業務に反映しています。会社から指示されるより、自分たちで考えたことの方が、モチベーションも高まりますよね。例えば、誘導警備員がどこにいるか一目でわかるマップボードの導入を進めました。交通本部は監視カメラを見ながら、どの駐車場や道路が混んでいて、どこに警備配置があるか現状を把握し、どこに厚めに人を配置すべきかを正確に判断できるようになりました。
ちなみに、御殿場では新春初売りの日には多くのお客様が訪れ、施設内も非常に混雑します。最低気温は氷点下。そんな中でもお客様が安全にご来場いただけるように警備の方々はもちろんのこと、設備や清掃といったパートナー会社の方々も率先して準備を進めてくださり、心が温かくなりました。
02
「ママ!あれ食べたい!」その笑顔が最高の報酬です。神戸三田プレミアム・アウトレット:副支配人
平岡杏奈(2009年入社)
お客様に喜んでもらえる企画はないか、そう考え「いちごマルシェ」という屋外でいちごを販売する企画を実施したことがあります。
この企画は、三田市観光協会や地元のJAの人たちと話して、三田市に多くあるいちご農場とコラボして実現したもので、初日にはいちごパックを200個近くと、食べ歩きができるようにカップに小分けしたいちごを150個用意。本当に売れるか不安だった気持ちもありました。でも、出店してみると数時間であっという間に完売。子どもがいちごを指差して「ママ!あれ食べたい!」とニコニコしながら言って、美味しそうにいちごを食べている姿を見た瞬間「企画して良かった!」と思いましたね。
もちろん企画を実現させる上で大変なこともたくさんありました。でも、お客様に喜んでもらえると、そんな苦労も全部吹き飛んじゃうのがこの仕事の楽しいところです。
03
入社3日目の会話が形に。
「施設を良くしたい」という思いを持って動くこと。神戸三田プレミアム・アウトレット:営業課
西川敬太(2022年入社)
初任地の鳥栖プレミアム・アウトレットでのことです。入社3日目にリーシング部の方と話す機会があり、開業から20周年を控えた鳥栖の施設リニューアル計画について自分なりの考えを話しました。
何気ない会話がきっかけでしたが、そこからマーケットやテナントポートフォリオの分析を重ね、具体的な計画へとつながっていきました。
さまざまな人と意見を交わしながら課題を乗り越え、飲食部門の強化や、憩いの場の創出など、次々と形になっていく過程を経験しました。部門の垣根がない会社だからこそ、純粋に『施設を良くしたい』という思いを持って動けば、それを実現できる環境なのだと実感した出来事でした。