【西日本】おすすめのワイナリー6選|見学・試飲やランチも楽しめる♪

【西日本】おすすめのワイナリー6選|見学・試飲やランチも楽しめる♪

西日本には、歴史深い老舗のワイナリーやレストラン併設のワイナリーなど、個性豊かなワイナリーが数多くあります。見学や試飲、お土産購入などさまざまな楽しみ方ができるため、ワイン好きのお出かけスポットとして人気です。西日本のプレミアム・アウトレットがあるエリアから、ワイナリー見学におすすめのスポットを6つ紹介します。
  • 公開日:2024.08.05

ワイナリーとは

ワイン樽とワイングラス
西日本のおすすめワイナリーを見ていく前に、ワイナリーの意味や見学する際のマナー&楽しみ方を押さえておきましょう。

ワイナリーの意味

ワイナリーとは、ワインの材料となるブドウ畑や醸造のための建物などで構成されている場所のことです。多くのワイナリーに、ワインの試飲やワインの購入が楽しめる店舗などが併設されています。見学ツアーを実施しているワイナリーであれば、ワイン造りをより間近で感じられるでしょう。

ワイナリー見学のマナー&楽しみ方

ワイナリー見学の基本的なマナーは以下の通りです。
・見学の事前予約が必要なワイナリーもあるため、公式Webサイトなどで確認してから訪れる。
・見学に参加できる対象年齢を確認する。
・ワイン試飲の飲み過ぎは避ける。またテイスティングの邪魔になりそうな香りの強い香水などは控える。
・ワインの試飲後の運転は厳禁。
ワインが造られる過程を直接現場で学べることが、ワイナリー見学の大きな魅力です。ブドウ畑や醸造所などを巡りながら、ワインが完成するまでの道のりを目で見て知ることができます。
また、ワインの試飲や併設されている店舗での飲食なども楽しみの1つ。限定商品が販売されているワインショップが併設されていれば、旅の思い出やお土産にぴったりのワインと出会えるでしょう。

【西日本】おすすめワイナリー6選

見学や試飲などを楽しめる、西日本のおすすめワイナリーを紹介します。歴史の長いワイナリーや環境に配慮した栽培を行うワイナリーなど、バラエティ豊かな魅力を有したスポットをピックアップしました。

1. ワインとともに自然を満喫「神戸ワイナリー」(兵庫県神戸市)

神戸ワイナリーの遠景
神戸は国内有数のワインの産地。神戸のブドウから造られた神戸ワインの発祥が、この「神戸ワイナリー」です。広い敷地内には、のどかな景色のブドウ畑が広がっています。またワイン製造過程の展示、ワイナリーカフェ、ワインショップなど、神戸ワインに関連するスポットも多数あります。
1組10名以上であれば、ワイナリーツアーの予約が可能です。約60分の有料ツアーと約15分の無料ツアーがあり、どちらもワインの試飲付き。有料ツアーでは、ブドウ畑や工場も見学できます。なお10名以下でも、敷地内を自由見学可能です。ワインショップでは、神戸ワイナリー限定のワインも購入できます。
神戸ワイナリーで製造された赤ワイン
「神戸ワイナリー」は農業公園でもあるので、自然に囲まれたロケーションを満喫しながら、神戸ワインについての知識を深められます。

2. 街中の都市型ワイナリー「島之内フジマル醸造所」(大阪府大阪市)

島之内フジマル醸造所の外観
大阪の街中でワイン造りを行う都市型ワイナリーです。柏原市の自社農園で育てたブドウを中心にワインを醸造し、レストランやショップでその味わいを発信しています。
1階がワイナリー、2階がワイン食堂になっており、ワイン食堂の利用者は希望すればワイナリー見学が可能です。
ただし醸造作業中など、タイミングにより見学が難しい場合もあるので、事前に確認するようにしましょう。
レストランのカウンターに並べられたワイン
レストランにはワイナリーで醸造したワインの他、国内外から厳選したワインも揃っており、地元食材を中心にしたイタリアンベースの創作料理とともに楽しめます。食事やひと休みに、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

3. 大阪産ブドウにこだわりあり「河内ワイン」(大阪府羽曳野市)

河内ワインの外観
今年創業90年を迎えるワイン造りの老舗。大阪産のブドウを使ったオリジナルワインへの深いこだわりをもったワイナリーです。
工場見学や試飲ができる、予約制のワイナリー見学会も開催されており、少人数から団体まで対応しています。特に団体(7名以上)は見学プランが豊富で、プランによって案内者がスタッフ・ソムリエ・ワイナリー当主と異なる点もユニーク。ランチBOXやレストランでの食事が付いたプランもあります。
河内ワインで製造されているさまざまなワイン
さらに、敷地内にある「河内ワイン館」には河内ワインの歴史にふれられる展示ホールや、約20種類の試飲ができるワインショップも。いろいろなワインを試して、自分好みの1本を探してみてはいかがでしょうか。

4.栽培から醸造まで一貫して自社で行う「飛鳥ワイン」(大阪府羽曳野市)

広大なブドウ畑と飛鳥ワイン
ブドウ栽培が盛んな羽曳野市にある、1934年創業のワイナリーです。2019年のG20大阪サミットで、こちらのワイナリーのワインが提供されました。その他、さまざまなワインコンクールでの受賞歴もあり、特にスパークリングワインは国内コンクールで2年連続の金賞を受賞しています。
ブドウの栽培から醸造まですべて自社で行っているのが特徴。また、醸造の過程で発生した有機物(ブドウの搾りかすやワインの沈殿物)を肥料に混ぜる、農薬の使用を減らすなど、エコな取り組みに力を入れている点も魅力です。
豊かな葉をつけた飛鳥ワインのブドウの木
ブドウ畑の散策やワインのテイスティング、ランチなども楽しめワイナリーツアーを月に1度開催しており、10名以上の場合は個別のツアーも実施しています(要予約)。その他、オリジナルラベルのワインづくりも人気です。

5. 西日本最古のワイナリー「カタシモワイナリー」(大阪府柏原市)

カタシモワイナリーで製造されたワイン
大正3年創業、現存するワイナリーのうち西日本最古という歴史深いワイナリーです。日本酒の醸造技術を応用し、ワイン醸造をスタートさせました。古くからブドウの産地であった柏原市で果樹園から始まり、現在もさまざまなワインを届け続けています。国際的なワインコンクールでの受賞歴も多数。
各月ごとに予約制のワイナリー見学イベントが設けられています。ワイン造りに専念したいという想いから、見学できるのはイベント参加者のみ。ただし社員研修や勉強会など、10名以上の場合は見学メニューのオーダーメイドが可能です。
カタシモワイナリーの外観とワインを楽しむ女性
ワイナリー見学日ではなくても、ワイナリーで配布されている散策マップを片手に、ブドウ畑や歴史を感じる町並みを散歩できます。地元ガイドと一緒に、ワイナリ―や地域の遺産・文化を巡るツアーもおすすめ。またワイナリーのすぐ近くにある直売所に立ち寄れば、できたてのワインも購入できます。

6. 日本初の巨峰ワインが味わえる「巨峰ワイナリー」(福岡県久留米市)

豊かな緑に囲まれた巨峰ワイナリー
森林に囲まれた、緑豊かなワイナリーです。日本で初めて巨峰ワインを製造したワイナリーで、福岡では最古のワイナリーでもあります。こちらでは地下貯蔵庫の見学が可能です。さらに、農業体験・ワインのお披露目会・マルシェなど、バラエティ豊かなイベントも開催されています。
巨峰ワイナリーで製造されたさまざまなワイン
さらに、巨峰だけではなく、いちごやブルーベリーなどさまざまな果物を使ったフルーツワインも製造されているので、幅広いワインの魅力にふれられるでしょう。また、敷地内には、試飲ができるワインショップや果実ワインと地元食材を味わうレストラン、バーベキュー施設もあります。

西日本のワイナリーでワインの歴史や味わいにふれよう

ブドウ畑と赤ワイン
西日本には、こだわりをもって真摯にワイン造りに向き合うワイナリーが多数あります。ワイナリー見学でワイン製造について知り、試飲でその味わいを楽しめば、今までよりももっとワインへの興味が深くなるでしょう。ぜひバラエティ豊かなワイナリーで、ワインの香りに包まれる贅沢な時間を過ごしてください。
東日本のおすすめワイナリーは、こちらの記事をチェック!
※最新情報は各施設の公式Webサイトをご確認ください。    
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