音楽と一緒に、プレミアム・アウトレットを
もっと楽しんでいただきたい!
全国10施設のプレミアム・アウトレットで
働くショップスタッフが選んだ、
心温まる50曲のプレイリスト。
きっと、思い出のワンシーンと共に、
心に残る1曲が見つかるはず。
Spotifyは1億曲以上の音楽や600万番組
以上のポッドキャストを楽しめるオー
ディオストリーミングサービスです。
大切な人とのドライブをドラマチックに。
ストーリーを読む通勤中のパワーチャージに。
ストーリーを読む一人でのお買い物も、温かい気持ちに。
ストーリーを読む親子のお買い物デーに。
ストーリーを読む家族でのお出かけをもっと楽しく。
ストーリーを読む僕はプレミアム・アウトレットのアパレルブランドで働いている。
寒さが落ち着いた3月、帰りのバスの中で、アウトレットが配信しているSpotifyのプレイリストを聴いていると、定番の卒業ソングが流れてきた。
毎年この季節になると学生たちが店内に増えてくる。
曲を聴きながら、今日卒業旅行で遊びに来ていた大学生グループを思い出した。
「この名刺入れが気になって…」
4月から新社会人になるという男性が、私と同じ名刺入れを見ていたので声をかけた。
「私も同じものを持っていますよ。」
そう言って男性に見せると、新品と比較しながら「使いこんでもおしゃれだな…」と楽しそうに名刺入れを見ていた。
男性は少し迷いながらも「買います!」と言って、商品を手に取った。
「社会人はたくさんの出会いがあって、楽しいですよ。応援しています。」
僕は大学生にそう言って、お店を出る男性の背中に全力でエールを送った。
僕は、4月に生き生きと働く大学生の姿を思い浮かべ、明日からの仕事も頑張ろうと思えた。
誕生日を迎えた今日。休みをとって、近くのプレミアム・アウトレットでひとりショッピングを楽しんでいる。
夕方は、親友たちがお祝いをしてくれる。
買い物中、「プレイリスト配信中」というポスターを見かけたので、
早速Spotifyを聴きながら、アウトレットを見て回る。
いつもは入らない少し大人っぽいお店に、今日はなぜか入ってみたくなった。
お店に入ると、暖かそうなブラウンのニットを見つけた。
「素敵なデザインですよね。今日お召しの白いスカートにぴったりです」
ショップスタッフさんが素敵な笑顔で話しかけてくれた。
「これを着て、今日のご飯に行こうかな…」ふと声に出てしまったが、
スタッフさんは笑顔で「着てお帰り頂けるようご準備しますね。」と快く対応してくれた。
これからは、このお店も入ってみよう。
またイヤホンを耳に当てると、心が温かくなるような曲が流れだした。
見上げると雪が降り始め、いつもよりも雪景色が綺麗に感じた。
今日は結婚を控えた娘と二人きりのショッピング。
私たち母娘は、よく一緒に買い物に行く。
娘との買い物は長いが楽しい。こんな風に買い物できるのも減ってくるのかもしれない。
そう思いながら買い物を終え、車に乗る。
「実はプレゼントがあるの。」そう言って娘にイヤリングを渡すと、娘は照れ臭い顔をしながら「ありがとう。」と喜んでくれた。
「私も実はプレゼントがあるの。」
そう娘に言われ、驚きながら渡された袋を開けると、私がアウトレットで見ていたバッグが入っていた。
「これからも一緒にショッピングしてね。」
そう娘に言われて泣きそうになる私を察してか、恥ずかしさを紛らわすため、娘はSpotifyを再生した。
「あ、この曲・・・」昔聞いていたとても好きな曲が流れてくる。
「お母さん、この曲好きだよね。私も大好き。」
大好きな娘と、次は新しい家族も一緒に、またアウトレットに来たいと思った。
車を運転していると、2年前に息子の家族と3世代で、孫の入学準備をしにプレミアム・アウトレットに行ったことを思い出した。
行きの車では、息子がアウトレットのページで見つけたというプレイリストが流れていた。
到着して早々、子供服のお店で「これほしい!」と孫が靴を指さした。入学式にピッタリの靴だった。
入学祝いとして買ったつもりが、孫はアウトレットの中ですぐに履き替えて走り出してしまった。行きの車で流れていた曲を口ずさみながら、嬉しそうにしているのを見ると、入学式まで待てない孫が可愛くて仕方なかった。
2年後の現在、小学生になった孫を車で迎えに行くことがある。
その度に「おばあちゃんが靴買ってくれた時の曲、ながして!」と孫が言う。
私も孫も、すっかりこの曲がお気に入りになってしまった。
また思い出を作りに、アウトレットに行こう。